おかあさんがださいTシャツとか買ってきます

春休み、私の主催する教育サークルで、6年生の担任向けの教え方セミナーを開催しました。
そこで、私は6年生の学級経営について、レクチャーをしました。

その中で、「女子を制する者は、6年生を制す」というキャッチコピーで、提唱した箇所があります。

私が想定する6年生女子の判断規準は、こんな感じです。

第一におしゃれ
第二に身だしなみ良く
第三にかっこよく
第四に清潔に
第五にさわやかに

要するに、外見・身だしなみが、大きな判断規準なのです。

ですから、
6年生担任が身だしなみをおろそかにすると、

「ダサイ」
「キモイ」
「うざい」

と、バッサリ切り捨てられることになります。
これって、理不尽ですが、そういうものなのです。

このように外観・身だしなみを、必要以上に意識するのは「思春期」だからですね。

「女の一生」(伊藤 比呂美著)を読んでいたら、こんな箇所がありました。

「おかあさんがださいTシャツとか買ってきます」12歳
「そもそも思春期までは、親に言われるままの格好をしている時期です。それを「ださい」と思うようになったということは、いよいよ思春期に突入のようです。ゾクゾクしますね。」

そうなんだなあ。
この「ださい」という感覚をもつからこそ、親離れして「自分」を作る?見つける?ことができるのですね。

とにかく、思春期の6年生女子は、「ださい」と思う時期です。
ですから、6年生の担任になったら、「こざっぱり」「清潔」そして(少し?)「おしゃれ」に気をつかわなくてはいけません。