特別支援教育に関連する通知

3/31、文部科学省は、全国の教育委員会に対して、特別支援教育に関連する通知を出しました。

それは、

・今後、採用するすべての教員(新採用教員のこと?)を対象に
・10年目までに
・2年以上
・特別支援学校や特別支援学級で指導を経験させる

というものです。

文部科学省では、この施策の趣旨の一つとして、

「教員が若いうちに特別支援学校や小中学校の特別支援学級を経験することで、障害の特性に応じた指導の重要性を理解できること」

をあげています。

この趣旨は、もっともなことで、賛成です。

私は、特別支援学級担任を経験しませんでした。ずっと、一般学級の担任でした。
それは、学校長から依頼がなかったからです。

ただ、依頼がなかったとはいえ、私自身が希望しなかったことは事実です。

私には、特別支援学級よりも、一般学級における「学級経営の魅力」が勝っていました。

ですが、今振り返ると、若いうちに特別支援学級担任を経験することで、一般学級における発達障害の子に対する理解と対応が格段と進展します。 そして、その経験によって、一人ひとりの子の特性を理解し、それらの総合体としての学級経営の深みが増すと思うのです。