校長先生の仕事って何?でしょうか?
もちろん、学校教育法には、校長の職務は「校務をつかさどり、所属職員を監督する」とあります。
そんなことではなく、仕事って、学級担任としてクラスの子供たちにやってほしいことです。
学級担任としての私にとって、校長先生にやってもらう仕事は、子供を褒めることでした。
例えば、2年生、クラスの子みんなが九九が言えるようになったとします。
これって、それぞれの子にとっても、クラスにとってもすごい成功体験です。
ですから、特別なフィードバックをして、「がんばってよかった。ぼくたちはすごいよ!」という気持ちをもたせたいものです。
そんなとき、担任の先生が褒めるだけじゃなくて、スペシャルな校長先生に褒めてもらうのです。
休み時間に校長室に行って、「校長先生、クラスの子みんなが九九を言えるようになったんです。ぜひ、特別に褒めてあげてください。お願いします。」なんて、校長先生に頼み込みます。
その上で、校長先生に教室に来てもらって、 「みんな、すごいがんばったんだって。九九がみんな言えるようになるなんて、そんな立派なことはありません。」などと、最上級に褒めてもらうのです。
いやいや、さすがに校長先生に褒めてもらうと、子供たちの気分も上々になります。
私は、こんな褒める校長先生の出番を結構つくっていました。
ぜひ、校長先生を活用?(失礼!)してみてください。効果は絶大ですよ。