6月2日 横浜開港記念日にちなんで

昨日、6月2日は横浜市立小学校、中学校、高等学校がお休みでした。

歴史で勉強したように、江戸時代末期、ペリーが来航して、江戸幕府に開国を迫りました。
そして、日米和親条約、日米修好通商条約が結ばれ、横浜、長崎、神戸、新潟、函館が開港していきます。

横浜は、1859年6月2日に開港したため、この日が開港記念日なのです。

ちなみに、長崎や神戸、新潟、函館にも、開港記念日はありますが、学校が休業になることはありません。

この6月2日は、祝日ではないので、他市の小中学校は授業日です。
ということで、ディズニーランドや八景島シーパラダイスなどは、横浜市の小学校の子供連れで大賑わいになるのだとか。

付け加えると、東京都民の日、千葉県民の日、茨城県民の日、群馬県民の日、埼玉県民の日は、公立の学校は休みになりますが、栃木県民の日は休みになりません。

そして、そもそも、神奈川県では、神奈川県民の日というのがありません。

ほんと、地域によって様々です。… 続きを読む

ある教師の心の狭さ?

ある教師の心の狭さ?を指摘した話を聞きました。同業者として、恥ずかしさでいっぱいです。

それは、こんな話です。

小学校入学前に片仮名を覚えていた子がいました。
その子が、小学校1学期の作文で、「プールでおよいでたのしかったです」と書いたら、「片仮名はダメ! 平仮名で書きなさい!」と先生に大きくバツをされたというのです。 そこで、「ぷーる」と書いたらこれもバツになります。「ー」は片仮名で使う記号だから「ぷうる」と書かなくてはならない、というのです。

小学校入学前に、片仮名を読める子はかなりいます。というか、ほとんどの子は読める状態で入学してきます。
だって、テレビアニメのキャラクターはみんな片仮名で書かれています。

アンパンマン
機関車トーマス… 続きを読む

マルチタスクすると「注意残余」が起こる

「注意残余」という状態の捉え方を知りました。
英語では、「attention residue」と言って、注意の残り滓?という意味です。

以前、レベルアップマガジンで取り上げた「スマホ脳」には、このように書かれています。

「脳には切替時間が必要で、さっきまでやっていた作業に残っている状態を専門用語で注意残余(attention residue)と呼ぶ。ほんの数秒メールに費やしただけでも、犠牲になるのは数秒以上だ。切替時間の長さを確定することはできないが、ある実験が示唆している。集中する先を切り替えた後、再び元の作業に100%集中できるまでには何分も時間がかかるという。」

一つの仕事に集中せずに、あれもこれもといっぺんに作業(マルチタスク)していると、その切り替えごとに、少しずつ前の作業で使われたメモリーが残っているのです。 これが、再び集中するまでの邪魔をします。

要するに、マルチタスクは、効率が悪いのです。
やっている当人は、二つ、三つと仕事をやっているので、仕事が捗っているような気がします。… 続きを読む