「地震と火山と津波は気象庁が管轄」

桜島が噴火しました。
その活動状況について気象庁が報告し、現在、次のように警戒を呼びかけています。

「南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。  風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。」

けっこう恐ろしい?と想像できることが起こりかねないのですね。

それにしても、火山活動の管轄が気象庁とは、少しばかり筋違いかなと思ったりしました。

しかし、

「地震と火山と津波は気象庁が管轄」

なのです。

それは、地震や火山活動、そして地震に伴う津波といった地殻変動は、気象と因果関係が若干あるからです。
また、気象も地震や火山活動は、どれも地球上の自然現象なので、一体化して調査・研究することが効率的だからだと思います。

気象庁の職員は、あれもこれも扱うから大変ですね。