「動画を見続ける子(6歳)には、どうしたらよいのか?」

NHKで、信州大学医学部の本田秀夫氏に、発達障害に関するいろいろな悩みに答えてもらう番組がありました。
発達障害の対応は「あせらず、ゆっくり」ということをモットーにしている本田氏なので、ローカルな「鈍行列車」に乗って、悩みに答えるという不思議な設定の番組でした。

本田氏の答えには貴重な知見があって、参考になる方も多いと思うので、取り上げます。

まずは、「動画を見続ける子(6歳)には、どうしたらよいのか?」です。
夏休みに入って、こんな子がたくさんいるのではないかと思います。

本田氏は、時間を決めてそこでやめるという約束をするのはやめておいた方がよいと言っています。
それは、動画は、それぞれ長さが違うので、時間で決めるよりも、何本とか、その動画が終わるまでというのが、やめやすいタイミングなのです。

加えて、なるほどと思ったのが、動画を見た後にNO.2のものを用意しておくと本田氏が言っていることです。

NO.2というのは、子供が好きなことで、動画をやめてもだいじょうぶだとわかると、比較的、やめやすくなりますね。

で、NO.2って、例えば何かと考えると、おやつだったり、テレビだったり、マンガだったりするかなと思いました。

とにかく、ゆるくてよいので、子供と折り合いをつけながら、ルールをつくることが大切なのだとわかりました。

それにしても、動画は手強いですね。