「子供を管理するタイプ」の毒親

昨日は、「毒親」とは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」という定義?を紹介しました。
今日からは、その毒親のタイプについて考えてみます。

まず、子どもを管理(しすぎる)するタイプの毒親です。

クラスにおいて、時に弱いものいじめのように、友達に粗暴な振る舞いをしている子がいて、そのことを保護者に告げると、「家ではいい子なんですがね」と言われたことがありませんか。 そんな場合、もしかしたら、「子供を管理するタイプ」の親かもしれません。

友達はA君がいい。着ていく服はこれ。読む本はこれ・・・。
食べるお菓子はこれ。見るテレビはこれだけ・・・。
このように、なんでもかんでも指図して子供を管理すると、当然、家ではいい子になります。

しかし、子供は、親の指図の先にある理想像から外れてはいけないと、いつもストレスにさらされているのです。
親に愛されるために、子供は必死ですが、積もり積もったストレスは、どこかにはけ口を求めます。

それが、学校での反動となることがあります。
自分が受けている指図・命令を、クラスの弱い立場の子に向けて行って、不満を発散させることがあるのです。

そんな、危うい心のバランスを引き起こしているのは、親のやりすぎる「管理」です。

管理されすぎて息が詰まるような生活が、子供の心を傷つけるのです。