「毒親」になる原因

ここ数日、「毒親」について記してきました。
ですが、そもそも、なぜ子供を管理し、支配し続ける親になるのでしょうか。

それは、

「親自身が自立しきれていない」
「親自身が満たされていない」

ことが原因だと思います。

何かしら満たされないことがあって、その満たされない思いを埋め合わせるため、子供に過剰に関わって、「過干渉」になってしまう。

子育てを、子供が独り立ちしていく過程と捉えるのではなく、自分の自己実現の一環として捉えてしまい、子供を思い通りにさせようにする。

子供を、自分とは異なる別人格として認識できず、いつになっても、精神的一体感を求めてしまう。

要するに、親自身が未成熟なのです。
親自身が、自分自身の人生をしっかり生き抜いていれば、子供の人生を使って、足りない部分の埋め合わせをする必要はありません。

ここで、私達が学んでいきたいのは、自分が100%の毒親ではなくても、ある場面において、30%の毒親になったり、50%の毒親になったりしないかと、自己点検をしていくことです。

加えて、そうなった原因を探って、修正をしていくことです。

とにかく、
自分の満たされない思いを、子供を使って実現してはいけません。