「毒親」になる原因

ここ数日、「毒親」について記してきました。
ですが、そもそも、なぜ子供を管理し、支配し続ける親になるのでしょうか。

それは、

「親自身が自立しきれていない」
「親自身が満たされていない」

ことが原因だと思います。

何かしら満たされないことがあって、その満たされない思いを埋め合わせるため、子供に過剰に関わって、「過干渉」になってしまう。

子育てを、子供が独り立ちしていく過程と捉えるのではなく、自分の自己実現の一環として捉えてしまい、子供を思い通りにさせようにする。

子供を、自分とは異なる別人格として認識できず、いつになっても、精神的一体感を求めてしまう。

要するに、親自身が未成熟なのです。… 続きを読む

「過干渉するタイプ」の毒親

昨日は、「毒親」のタイプのうち、子供を管理(しすぎる)するタイプについて、述べました。

今日は、「管理」と似ているのですが、「過干渉」するタイプです。

過干渉をする親は、先回りして障害を取り除いたり、口出しします。
「あぶないから、やっちゃダメ」
「あなたには、無理だから」
・・・

このような言葉の裏に、あるメッセージがあることを、以前メルマガで指摘しました。

それは、

「あなたはできない」
「あなたには能力がない」… 続きを読む

「子供を管理するタイプ」の毒親

昨日は、「毒親」とは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」という定義?を紹介しました。
今日からは、その毒親のタイプについて考えてみます。

まず、子どもを管理(しすぎる)するタイプの毒親です。

クラスにおいて、時に弱いものいじめのように、友達に粗暴な振る舞いをしている子がいて、そのことを保護者に告げると、「家ではいい子なんですがね」と言われたことがありませんか。 そんな場合、もしかしたら、「子供を管理するタイプ」の親かもしれません。

友達はA君がいい。着ていく服はこれ。読む本はこれ・・・。
食べるお菓子はこれ。見るテレビはこれだけ・・・。
このように、なんでもかんでも指図して子供を管理すると、当然、家ではいい子になります。

しかし、子供は、親の指図の先にある理想像から外れてはいけないと、いつもストレスにさらされているのです。
親に愛されるために、子供は必死ですが、積もり積もったストレスは、どこかにはけ口を求めます。… 続きを読む