かつての私のクラスには、当番活動の一つとして、「お休み当番」なるものがありました。
それは、休んだ子に向けて、
・次の日の時間割
・持ち物
とともに、
・安心メッセージ
を書くというものでした。
時間割や持ち物については、どのクラスも連絡すると思います。
そこに、一言、お休み当番の子が、
「元気になってね」
「待っているよ」
などという簡単なメッセージと、その日あったエピソードなどを少し書いて届けるようにしていたのです。
それが「安心メッセージ」です。
この安心メッセージを、当番ではなく、クラスの子が書く仕組みにしているということを、教育トークライン2022年11月号のグラビアページに、藤原佳澄氏が書いています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118901
「メッセージ封筒」というのだそうです。
欠席の子がいたら、机の上にテストが入っていた袋などを置いておきます。隣の席の子は、配付されたプリントなどをこの封筒に入れるのですが、その袋のそばにペンセットを置いておくのです。
すると、隙間時間に自然と「寄せ書き」 が始まります。
「早く学校に来てね」
「今日こんなことがあったよ」
です。
このように、そんなメッセージがプリント等とともに、休んだ子に届くのです。
休んだ子は、学校に出てくるとき、少し緊張するものですが、それが和らぐと好評だったそうです。
なるほどと思うアイデアでした。