学校給食に「コオロギ」を使ったメニュー

これは、小中学校の給食ではなく、高等学校での給食なのですが、その学校給食に「コオロギ」を使ったメニューが出たのです。

コオロギと言っても、校庭の隅っこをぴょんぴょん跳ねているコオロギではなく、「食用コオロギ」です。

このメニューを出したのは徳島県立小松島西高校です。
メニューの「カボチャコロッケ」に、食用コオロギのパウダーが練り込まれていたのでした。

実は、この給食は、徳島大学発のベンチャー企業と、小松島西高校の食物科の生徒が協力して開発したものでした。

もちろん、このような「食用コオロギ」を活用した学校給食は、日本で初めてです。

食べた人の感想です。
「全然、違和感ないです。おいしいです。香ばしい味もしますね」
「かぼちゃの甘みとコオロギの、エビやカニのような香ばしさが合ってすごく美味しかったです」

この「食用コオロギ」は環境への負荷が小さく、代替食品として期待されているものです。

調べてみると、あの「無印良品」で、「コオロギチョコ」と「コオロギせんべい」がすでに市販されているのでした。
店に立ち寄って、販売されていたら、試食してみるつもりです。

それにしても、イナゴ煮のように昆虫の姿そのものではなく、パウダーになっているとは知りませんでした。