10月に「PTA業務アウトソーシングサービス」を取り上げました。
そのアウトソーシングサービスの一つに、「人材派遣」があります。
行事の受付が足りない、草刈り?や配布物の準備などで多くの人手が必要なのに足りないなどの人手不足の時に、人を派遣してくれるサービスです。
そんな人材派遣サービスを使って、運動会での誘導の仕事を外注したPTAの記事がありました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119201
そもそも、PTAによる運動会の手伝い係はけっこう大変ですよね。
PTAの競技はもちろん、参観に来る保護者・地域の人の受付や接待、学校周辺の不審者の見回りなどを担当することもあります。
そして、こんな係をやっていることで、自分の子供が活動する姿を満足に見られないなんてことも起こるのです。
これでは、不満たらたらですよね。
だいたい、こういったことは、本来のPTAの活動ではないですよね。
そのPTAでは、我が子の姿が見られないという不満を解消するために、誘導係を外注したのです。
校庭への保護者の誘導や、不審者の見回りは、オレンジのベストを着た人材派遣会社のスタッフが行いました。
派遣されたスタッフは、保護者の年代にも近い女性5人で、朝8時から午後2時までで、費用約7万円はPTA会費からの支出だったそうです。
おおむね、この外注については、保護者たちから好評だったのでした。
このPTAのように、これまでの慣例に縛られずに、知恵を絞って、その活動が必要かどうか、PTAにふさわしいかどうかを考えていってほしいです。