私は、担任するクラスの子に、キラキラネームの名前が出現する時期を経験しています。
えっという名前、なんと読むのか悩む名前・・・
あまりにキラキラネームだと、その子は将来困らないか、余計なお世話ですが、心配したものでした。
と、18歳の成人になって、自分のキラキラネームを改名したという人がいることを、ウェブの記事で知りました。
やはり、キラキラネームで困る子というのはいるのだと、改めて思ったしだいです。
https://em-tr271.com/L90494/b300/119351
その改名した人の元の名前は、「王子様」です。
えっ、そう「王子」ではなく、名前そのものが「王子様」なのです。
これは困るでしょう。
だって、クラスでその子の名前を呼ぶときに、「王子様さん」て呼ぶことになります。
これって、変ですね。
これが、病院などで名前を呼ばれることになったら、「王子様」様?「王子様」さん?と、不思議なことになります。
そもそも、どんな理由で、親はこのような名前をつけたのでしょうか。
記事には、「僕の場合は、母が「私の大事な息子という意味だよ。私にとっての王子様だから」ということでつけたみたいです」とあります。
親の強い思いですね。
でも、この「王子様」さんは、このように言っています。
「あとは名前に意味を込めすぎると、それはそれで子どもにとってプレッシャーになることもあるので、気をつけてほしいです。(中略)、それは母親の思いであって、僕には僕の人生があるので。」
やはり、
「名前を決めるのは親だけど、その人生を歩むのは子ども」
なのです。
ですから、あまりに注目を浴びたり、不都合が生じたりする名前は、その子を傷つけることもあるので、よくよく考えなくてはいけません。
ちなみに、この「王子様」さんは、改名して「肇」という名にしたそうです。