サッカーのワールドカップで、たくさんの人が日本チームを応援していました。
私も、熱く応援した一人です。
この「応援」、実は、応援された人を元気にするだけでなく、応援した自分にも効果があると言います。
それは、アメリカの心理学者ローレン・エスクレイス・ウィンクラー氏による実験で導かれたものです。
それは、求職中の人が同じ立場にある人にアドバイスする側になったとき、68%の人がアドバイスをもらったときよりも、意欲がわいたという結果になったことです。
なぜ、アドバイスする側になると、やる気が出てくるのでしょうか。
いろいろな説があるのでしょうが、アドバイスする側になることで、自分もしっかりしなくてはいけないという気持ちになるからだと思います。
ですから、日本チームを応援することで、応援する自分もしっかりしなくてはいけないという気持ちになるという説明になります。
よく、「がんばっている日本チームに勇気をもらった」という声を聞きますが、それは「応援したからこそ」、自分もしっかりしなくちゃと思って、勇気をもてたのです。
いかがでしょうか。
誰かを応援することで、きっと自分も元気になると思いますよ。