「集合のマネジメント」体育の列

体育の授業は、運動場や体育館という広い場所で行います。
ですから、教室の机や椅子といった制約がない分、子供たちは開放的になり、乱れやすくなります。
これが、体育授業におけるマネジメントが、とても大切な理由です。

さて、私が、年度当初・黄金の三日間において、子供たちに徹底させるのは、「集合の約束事」です。
きちんと、そして、すばやく集合させることができれば、運動場いっぱいに子供たちを散らばらせても、だいじょうぶです。

さて、「集合!!」と声をかけて、子供たちを集めたときの並べ方ですが、私の場合は、次の3タイプでした。

1 体育の列
2 チームの列… 続きを読む

学級担任の発表で一番重要なのは「返事」

今日も「黄金の三日間」の話題です。

おそらく、全国の小学校では、子供が登校する初日に行われる始業式において、学級担任の発表・職員の役割発表があると思います。 もちろん、その前に着任した新しい先生の紹介があった上でのことですね。

その始業式、来年度は、おそらく、運動場か体育館だと思います。もう、コロナが猛威を振るっていた時期のような放送による始業式はないでしょう。

その始業式における学級担任の発表で一番重要なのは、「返事」なのだと考えています。

発表は、校長先生によって行われます。
「6年2組の担任は渡辺喜男先生です。」
こんな感じの発表です。

その時、絶対に「はいっ」と返事をします。
声高らかに「はいっ」です。… 続きを読む

黄金の三日間 努力の語り

「黄金の三日間」という概念をご存知だと思います。向山洋一氏が提唱した概念です。

学級開き後の3日間、どんな子供も「今年こそは」と前向きで意欲的な気持ちでいます。
ですから、みんな素直に教師の言葉や指導を受け入れてくれます。
どんなやんちゃくんでも素直なのです。

この黄金の三日間に、簡単でよいので、「こんなクラスにしたい」「こんなクラスにしよう」という目標を描いてみせてほしいです。 教師による「所信表明」です。
それが、この1年間の学級のスタートになります。

さて、横浜では、始業式では時間もほとんどないので、本格的に語ることはできません。2日目に、本格的なものは持ち越しが通例でした。

それでも、少しは語れます。
3/25に行った教育サークルの教え方セミナーにおいて、小川幸一氏は、こんな語りをしていました。… 続きを読む