アナライザータイプの人とは

今日は、コーチングにおけるコミュニケーションの4つのタイプの最後の一つ、感情表出が低く・自己主張も弱い「アナライザータイプ」について、取り上げます。

アナライザータイプの人たちは、感情表出も、自己主張も控え目です。

どんな人をイメージすればよいかというと、とにかく「正しさ」「正確さ」を大切にする人です。
人間関係よりも、データの収集や分析、準備を大切にしていくタイプです。
要するに、よく言われる「冷静な人」です。

このタイプの人は、発言においては、慎重になります。それは、よく考えてじっくりと言葉を口にするからです。

発言同様、行動も慎重です。
自分の行っていることが「正しい」と実感できるときに、アナライザータイプの人は、行動していきます。

そのために、情報収集や分析といった事前準備に時間をかけます。
この行動のために「理由づけ」が曖昧だと、アナライザータイプの人は動かないのです。

加えて、「正しさ」を大切にすることによって、失敗や間違いを嫌います。このことが、慎重さを生み出しています。

このアナライザータイプの人は、自分の専門性や具体的な事柄について承認してもらうことを好みます。

芸能人で言うと、「タモリ」が、このアナライザータイプに当てはまるようです。

このようなタイプの人が、知り合いや職場にいなかったでしょうか。

私には、教育サークルメンバーの一人がこのアナライザータイプです。
とても慎重であり、何のためにやるのか理由や根拠を求めます。リスク管理において、なくてはならいない人だと思っています。

ぜひ、「アナライザータイプといったら、この人」という感じで、誰かをイメージしておいてください。