以前、子供の問題行動の一つである「自己刺激行動(行動そのものが快感)」を容認して、子供の気持ちを安定させる「センサリーツール」(感覚刺激教具)を紹介しました。
それは、「ふみおくん」です。
https://em-tr271.com/L90494/b300/120361
これは、足を揺らす貧乏ゆすりを無意識に行う子供に使わせることによって、心を落ち着かせ、授業に集中することができるのです。
そのセンサリーツールとして、新教材「かじれるくん」が販売されることになりました。
https://em-tr271.com/L90494/b300/220361
この「かじれるくん」は、つい鉛筆の端を噛んでしまう子供の支援のために、開発されたものです。
これは、シリコンゴムを素材に作られた鉛筆用のキャップです。
市販の調理用器具にも使われているシリコンゴムなので、噛んだり、口に入れたり舐めたりしても安全なのです。
この「かじれるくん」を噛むことにより、落ち着いたり集中力を持続させたりする効果が期待できます。
もちろん、親や教師の指導監視のもとで使うことが必要です。
また、衛生面に配慮が必要ですね。
鉛筆をかじる子、そして、もしかしたら、爪を噛む子にも有効かもしれません。
もし、教室にそんな子がいたら、この「かじれるくん」の情報を、保護者に伝えてほしいです。