修了式?終了式?

昨日、3月24日が「修了式」だった小中学校が多いのだと思います。
(東京の学校は、3月24日は卒業式で、その前日の3月23日が修了式です。)

ところで、3月24日という学年末の日は、「修了式」であって、「終了式」でないのでしょうか。
この疑問は、けっこう子供達が抱きますね。

3月24日は、物事が終わった日という意味づけではなく、その学年の学業の課程を終える日という意味づけなのです。
その学業の課程を終えることを「修了」と言って、その日に行う学校行事を修了式と呼ぶわけです。

ちなみに、卒業証書には、「小学校の全課程を修了したことを証する」といった文言が書かれています。

一方、修了証書を発行する学校もあって、その修了証書には「・・学年の課程を修了したことを証する」といった文言が書かれているのです。

ぜひ、まだまだ先になりますが、次年度担当する子供達に、話してあげてほしいです。