年度当初の学級事務として、教科書の配布があります。
事前にきちんと数えてあるので、ミスが起こることは稀なのですが、それでも、配布は慎重にする必要があります。
教科書を教室に持ってきて、それぞれの教科の教科書を全て配るわけです。
その際、一冊ずつ、全員に配られたかどうかを確認しなくてはいけません。
これを怠ると、誰かが2冊持って行ってしまって、その分誰かがもらっていなかったということが起こる可能性があります。
これ、そのまま家に持ち帰ったら面倒なことになりますね。
下手をして、家で2冊とも名前を書いてしまったら、さらに面倒なことになります。
ですから、全部の教科書が配られたら、
「では、国語の教科書を先生に見せてごらん。」
こうして、全員が見せるのを確認するわけです。
続けて、
「算数の教科書」
「社会の教科書」
「理科の教科書」
・・・・
と、すべてやっていきます。
時折、薄い書写の教科書や図工の教科書がないという子が出てきます。
そのときは、あわてずに、
「2冊もっている子はいませんか」
と声をかければよいです。
こんなことが、5年に1回くらいありますので、ぜひ、少しの手間をかけて、確認してください。