不登校の子の通知表が「オール1」なのは変

2023/04/12

不登校の子が通知表をもらったら、「オール1」でショックを受けたという記事をウェブサイトで見ました。
これって、えっと思いました。

例えば、足を骨折した子がいて、体育の実技を全くやらなかった学期があるとします。
そうしたら、体育の技能面については、評定不能です。だって、やっていないのですから、評価できません。
それを、「1」と評定するのは変です。

ネットで、試験を受けなかったから、一番低い評定で当然というような考えがありましたが、そもそも通知表の評定は、学んだことについての評価です。骨折して学んでいないことについて評価するのは変です。

同様に、学校に行けなくて授業を受けていない子を評価することはできません。
ですから、不登校の子も「評定不能」です。

通知表には、きちんとその旨を記述すればよいと考えています。
一般的には、「空欄」なのでしょうが。

だいたい、通知表は学校で独自に発行するものであり、それなのに、わざわざ子供を傷つけることをするのは、いかがかと思うのです。

皆さんは、どう考えるのでしょうか。