どの学年でも盛り上がる「スモールナンバーゲーム」

今日も、1年生担任の時に、よくやっていたレクネタです。
というより、全学年で、盛り上がるネタです。

これは、休み時間ではなく、少し早く授業が終わったときなどにやっていました。
「スモールナンバーゲーム」と言います。

(やり方・ルール)
1 子供に、(例えば)1〜30の数字のうち、一つの数字をノートなどに記入させます。

2 教師は30からカウントダウンしていきます。読み上げられた数字をノートに書いていた子は、その場に立ちます。

3 その時、同じ数字の子が複数だったらアウト。数字がかぶっていたら負けなのです。座らせます。
数字がかぶらずに一人だけだったらセーフ。
「今のところのチャンピオンです。」などと言って、立たせておきます。

4 これ以降、どんどん、同じようにカウントダウンしていきます。
 最後の「1」の時点で、一番小さな数字を一人だけ記入した子供の勝ちとなります。

簡単に言うと、30までの数を一つ選ばせ、それをだんだんカウントダウンしていって、一番少ない数字を書いた子が勝ちというゲームです。 ただし、他の子とかぶった数字はダメなのです。

このゲームは、少しばかり「心理戦」を引き起こします。
猪突猛進?の子は、毎回、「1」を書いて、誰かとかぶってアウトになります。
慎重すぎる子は、20番代を書いて、「今のところのチャンピオン」になるのですが、最後まで立っていることはほとんどありません。

この「スモールナンバーゲーム」で一番大切な点は、何かに数字を書かせるということです。
そうでないと、「あっ、誰も立ってないな」と自分の数字と違っているのに立つ子が出てしまう恐れがあります。
そうなると、つまらなくなりますね。

どんなものでも構わないので、例えば、帰りの会でやったときには、連絡帳の隅っこに小さく数字を書かせていました。
とにかく、書かせることが大切です。

「スモールナンバーゲーム」は、ちょっとした短い時間ででき、盛り上がります。
最後に、教師が「1」と言ったときに、3人ぐらい同時に立って、「アウト」になるのがスリリングですっごく楽しいです。

1年生でも、すぐわかる簡単なゲームですから、ぜひやってみてください。