若い先生への指示も具体的に

今、Z世代の若い先生についての書籍を読んでいて、 指示が曖昧なままでは若い先生は動かないということが書かれていました。

例えば、
「そのプリントを多めに印刷しておいて」
「参観日の前だから、教室の気になるところはきれいにしておくと良いよ」
というようなことです。

それでは、若い先生はわからないというのです。

でも、これは若い先生だけではなく、「経験のない」先生なら誰でもわかりませんね。

要は、
「多め」とはどのくらいなのか。
「教室の気になるところ」とはどこなのか。
「きれいにする」とはどういうことなのか。
がわからないので、それも含めて指示しなくてはならないのです。

先の例だったら、
「そのプリントを、児童数プラス5枚印刷しておいて」
「黒板の周りとロッカーの上は、特に目立つから、必要のないモノをどかしておくといいね。」
といった具合です。

「なんとなく、わかって」という気持ちは通用しないのですね。