コロナウイルスの5類への移行に伴って、今年の夏は、これまで同様の水泳学習が行われることと思います。
その水泳学習の準備として、プール清掃を計画している学校も多いのだと思います。
そのプール清掃、横浜市では、学校のプール清掃を民間委託に移行させているのです。
そもそも、プール清掃は教員の本務ではなく、ましてや、子供たちがやる学習でもありません。
ですから、民間委託が当たり前といったら身も蓋もないのですが、この横浜市の方針は、ほんと、ありがたいことだと思います。
私のこれまでの経験で言うと、高学年の子とその担任がざっくりとプールを掃除します。これは、授業時間です。
その日の放課後、教職員総出でやり残した清掃を細部まで行うのです。
子供たちはなんだかウキウキとして清掃に臨みますが、教職員は放課後まるまる使っての肉体労働で、仕方なくやっているわけです。 ヘドロをかき出し、プールの壁をこすり、まだまだ冷たい水で流していくのは、見た目ほど楽なものではありません。
もちろん、おもしろいこともあるのですが、そんなことは「昔はよかった」式の繰り言になります。
全面的に、プール清掃は業者にやってもらうことがよいです。
ぜひ、まだ民間委託していない学校では、移行を要求したり、考えていったりしてほしいです。