慶応高校の全国幕を閉じた今年の夏の甲子園・高校野球でしたが、その応援において、気になる応援がありました。
気になると言っても、慶応高校の大応援ではありません。
それは、「盛り上がりが足りない」という応援コールです。
私は運動会において、かなり応援団の担当をやってきました。
けっこう熱心にやっていて、そのネタを集めて、教育書らしからぬ「それいけ 応援団」なんていう運動会における応援団に関する本を書いたくらいなのです。
で、気になった「盛り上がりが足りない」という応援コールは、まさしく、小学校・中学校でも、少しアレンジしたり、歌詞?を変更したりすれば、すぐ使えるものなので、ついつい気になったのでした。
その「盛り上がりが足りない」という応援コールは、以下の通り。
1 一人のリーダーが「も!もり!もりあ!盛り上がりが足りない!」と言う
2 続けて、みんなで「も!もり!もりあ!盛り上がりが足りない!」と言う
これを、打楽器のリズムに乗せて行います。
非常にシンプルですが、繰り返しているうちに、なんだか高揚してくる感じがします。
推測ですが、数年コロナ禍で、大声を張り上げることができなかった若い人たちが、大きな声を張り上げるチャンスをやっと得て、水を得た魚のようにノリノリで応援しているのではないですか。
これって、応援というより、キャンプファイヤーのスタンツみたいに捉えたらよいのだと思います。