昨日、若い先生を相手にコーチングをやっていて、「日記」がうまく書けないという悩みを考えました。
ただ、この悩みの場合、その若い先生に「日記のネタ」「日記の書かせ方」などの情報が不足しているので、私はその作文についての情報提供をすることにしました。
今回の場合は、日記の書かせ方というより、もっと広く、作文の書かせ方です。
それは、どの教科でも使える「型」を教えることです。
この「型」は、小学校1年生から教えている「列挙」です。
その「列挙」を、理由や具体例を出す際に使うのです。
第1に〜
第2に〜
第3に〜
や
まず、〜
次に、〜
それから、〜
です。
こういった「型」を、授業で子供たちに教え、それを各教科や日記において、たくさん使わせていくわけです。
授業だったら、授業のまとめとして、そのように考えたわけを「列挙」を使って書かせます。
日記でも、生活の様子を書かせるのではなく、その日学校で行った授業について「列挙」させて書かせれば、何を書いて良いのかネタにこまることはありません。
私にとって、この「列挙」の作文の型を教えることは、必須のことでした。
それは、思考の型を教えることと同じことだったのです。