保育士さんの見事なテクニック

私の孫の保育園で開催された「祖父母参観」において、保育士さんの様子を、教師の視点で、同じ教える・育てる職業として観察していて、気づいたことがありました。

今回の祖父母参観のメニューは、1時間弱で、ざっと3つ。

・おやつタイム
・読み聞かせ
・帰りの会

この3つを、2歳児のクラスですから、むちゃくちゃゆっくりとやるわけです。

さて、私が一番感心?したのは、読み聞かせでした。
それは、読み聞かせの導入において、「変化のある繰り返し」「先生が間違える」「声を出させる」等のテクニック?を入れて、子供を集中させていたからです。

保育士さんが子供たちを集め、半円形に座らせ、自分は真ん中に座りました。
おもむろに、「おおきなかぶ」の絵本を出しました。… 続きを読む

「はらぺこあおむし」の靴下

先日、私の孫の保育園で開催された「祖父母参観」なる催しに参加してきました。
敬老の日にちなんだイベントなのだと思います。

私は、孫の男の子がどんな園生活を送っているのか楽しみだったのですが、それとは別に、保育園の先生がどんな指導をしているのか観察するのが楽しみでした。

だって、私の息子たちの保育園生活は平成時代で、ずいぶん昔です。あれから、ぐっとアップデートされていて当然だと思うのです。

靴を脱いで保育園に入り、孫の年齢のクラスに入ると、保育士さんの鮮やかな靴下が目に飛び込んできました。

それは、緑・黄緑・赤でカラフルな靴下で、どこかで見たことあるなあと、しげしげと見ていると、なんとそれは「はらぺこあおむし」デザインの靴下だったのです。

きっと、園の子供は、その靴下を見て、「はらぺこあおむしだあ」と喜んだと思います。

私は、そんな靴下をチョイスした保育士さんに、ちょっと敬意を表したくなりました。

私は、1年生を担任するとき、ちょっとネクタイを工夫したものでした。
あまり上品?とは言えないのですが、1年生の気を引くデザインのネクタイを用意していたのです。… 続きを読む

「アームレスリング大会」

私は、クラスで男女が仲良くなるゲームとして、「腕相撲」をよくやっていました。

だいたい、雨が降り続いている日にやります。
外に出て遊べないので、少し重い雰囲気の休み時間に、やっていました。

一番最初は、「左手」の試合を行います。
ここは、多くの子が利き腕である「右手」をやりがちですが、盛り上がりを考えたら、「右手」からやってはいけません。

右手の腕相撲は、男の子ばかりが勝ってしまうからです。

それが、左手の腕相撲だと、女の子がかなり勝てるのです。これだと、男女の対抗意識もあって、クラス全体が盛り上がります。

私は、この腕相撲を、「腕相撲左場所」と呼んでいました。

ところが、この頃は、そんな日本的な言い方でなく、ちょいとかっこいい言い方をする先生もいるのです。

それは、… 続きを読む