昨日は、日本における自殺者数が大幅に減っていることについて取り上げました。
2003年の自殺者数 34000人
2022年の自殺者数 22000人
です。
約1/3も減少したのです。
ところが、小中高生の自殺はどうなっているかというと、全体としては減っている中で、逆に増えているのです。
2003年の小中高生の自殺者数 318人
2022年の小中高生の自殺者数 514人
全体が「−35%」と減っているのに、小中高生は「+60%」と増えているのです。
2003年から2022年の約20年の間には、
「東日本大震災」
「コロナ禍」
といった未曾有の災難があったにも関わらず、自殺者数は減っています。
しかし、大人と同じようには、小中高生の自殺は減らなかったのです。
これは、どういうことなのでしょうか。
子供にとって、かなり「生きにくい」世の中になってきたということだと思います。
そして、Voicyでちきりんさんは、大人に向けての自殺対策は力を入れてやってきたけれど、子供に向けての自殺対策をそんなにやってこなかったのではないかと、言っているのです。
まだまだ未来がたくさんある子供が自殺するなんて、ほんと痛ましいことです。
とにかく、子供の自殺が増えているこの状況をなんとかしなくてはなりません。