「世界幸福度ランキング」の調査方法

先日、「人生満足尺度」という、幸せの主観的な感じを測定する尺度を取り上げました。

今日からは、それとは違った幸せの測定を取り上げます。
それは、もうおなじみになった「世界幸福度ランキング」です。

2023年3月に発表された「世界幸福度ランキング」によると、日本は47位なのです。

ちなみに、1位から5位は、以下の通り。

1位 フィンランド
2位 デンマーク
3位 アイスランド
4位 イスラエル
5位 オランダ

まあ、毎回、北欧の国々の幸福度ランキングは高いのです。

さて、この「世界幸福度ランキング」は、世界幸福度調査(World Happiness Report)の結果から、国連の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が発表するランキングです。

ただ、2023年の世界幸福度ランキングは、2020年から2022年の3年間が対象となっていて、2023年そのものが対象というわけではありません。

これ、どうやって調査しているかというと、

?「一人あたりのGDP」
?「社会的支援」
?「健康寿命」
?「生活に関して選択をする自由」
?「寛容さ」
?「腐敗に対する認知」
?「人生評価」

を調べているのです。

このうち、?「一人あたりのGDP」と?「健康寿命」については、もうデータとして出ています。
それ以外の項目については、各国1000人に聞き取り調査を行って算出しているとのこと。

それにしても、?「一人あたりのGDP」と?「健康寿命」については、日本はそんなに悪いデータではないですよね。
だったら、他の項目が低いということです。

1000人の日本人は、どのように答えたのか、考えてみたいです。