朝の会のメニューは、・あいさつ ・先生の話 +たった一つのメニューがよい

昨日、朝の会のメニューは、盛りだくさんは厳禁だと話しました。
では、メニューを絞るとして、実際はどうしたらよいのでしょうか。
昨日取り上げた、盛りだくさんな朝の会のメニューです。
「朝の会の流れ」 ・あいさつ ・健康観察 ・今週のめあて(今日のめあて) ・歌 ・係からのお知らせ ・1分間スピーチ ・先生のお話
このうち、絶対必要なのは、 ・あいさつ (健康観察) ・先生の話 です。
ただ、絶対必要とはいえ、ミニマムなやり方があります。
さっぱりと、手際よく、朝のあいさつをすればよいわけです。 先生の話は、その日のスケジュールのポイントを簡潔に話せばよいわけです。
健康観察を、ていねいにやっていると時間がかかります。 子供の名前を呼び、それに対する子供の返事を含めた反応を重要視する人は、ていねいにやればよいのです。このことについては、別途触れます。
そうでなければ、欠席・遅刻の子の確認だけすればよいです。これなら、席にその子がいないのですから、すぐわかります。 「今日のお休みは、・・さんですね。」 と、子供たちに告げればOKです。 そして、健康観察表なり、出席簿に記入して終わりです。
さて 私は、絶対必要なことを確認した上で、朝の会のメニューは、次のようにすることを推奨します。
それは、
・あいさつ ・先生の話 +一つのメニュー
です。
たった一つのメニューに絞ることで、ねらいがはっきりします。 そのねらいに向けて、毎日毎日ていねいにやっていくなら、きっと実りあると思います。
そのたった一つのメニューが、・健康観察でも、・今週のめあて(今日のめあて)でも、・歌でも、・係からのお知らせでも、・1分間スピーチでもよいわけです。
ですが、盛りだくさんになったら、時間ばかりかかって、その上にねらいがぼけて虻蜂取らずになります。
私の最後の勤務校での朝の会は、
・朝のあいさつ ・先生の話 +五色百人一首
というパターンか、
・朝のあいさつ ・先生の話 +宿題の答え合わせ
というパターンでした。
もう、「実質本位」?の朝の会ですね。