東海道線・神奈川県の駅の発車メロディ

かつて、「観光・まちづくり教育」なるものを標榜して、実践をしていたことがありました。
観光・まちづくり教育は、自分たちの住むまちの素晴らしさを知り、自分たちのまちに誇りをもつような教育です。 それは、その土地の名所・旧跡、名産、著名人・・・といったふるさと自慢がスタートとなります。
もしかしたら、そんな「観光・まちづくり教育」のネタになるかな、なんてかすかに思ったのが、昨日紹介した駅の発車ベルなのです。
では、私の住まう神奈川県の東海道線の駅の発車ベルをちょっと紹介してみましょうか。 em-tr271.com/L90494/b581/124401 「東海道線発車メロディ 東京・熱海」
川崎駅 「上を向いて歩こう」です。 「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように」という歌ですね。
実は、坂本九さんの出身地が川崎なのです。 いい曲だなあ。
辻堂駅 「浜辺の歌」です。 「明日浜辺をさまよえば 昔のことぞ忍ばるる」という歌ですね。
浜辺の歌は、言わずと知れた童謡です。なんでも辻堂の海岸が、曲のモデルなのだそうです。 地元住民等による署名活動の末に2016年から「駅メロ」になったそうです。
茅ヶ崎駅 「希望の轍」です。 「夢を乗せて走る車道 明日への旅」という歌ですね。
これぞ、サザンの名曲です。 桑田佳祐氏の地元ということもあるのだと思います。 実は、私、この歌が大好きなのです。
平塚駅 「たなばたさま」 「笹の葉さらさら のきばにゆれる」という歌ですね。
平塚は、七夕祭りが全国的に有名です。 わかりやすい発車メロディだと思います。
二宮駅 「朧月夜」 「菜の花畑に日薄れ」という歌ですね。
駅の近くに、吾妻山公園という菜の花で有名な公園があって、この歌を採用したそうです。 これぞ、観光まちづくりの発車メロディです。
国府津駅 「みかんの花咲く丘」 「みかんの花が咲いている」という歌ですね。
国府津はみかんの産地で、この曲の着想をここのみかん畑から得たとされているのです。 この曲は、2022年5月から使われていて、つい最近なのです。
小田原駅 「おさるのかごや」 「えっさえっさ えっさほいさっさ お猿のかごやだ ほいさっさ」という歌ですね。
この「おさるのかごや」の歌には、「小田原提灯」が出てくるので、即採用という感じでしょうか。
ところで、私の地元の東海道線の横浜駅の発車メロディは、独自のメロディなのです。 だから、既存の歌ではありません。
ですが、 京浜急行の横浜駅は、 「ブルーライトヨコハマ」 「街の灯りがとてもきれいね 横浜」
が発車メロディなのです。
いしだあゆみのヒット曲です。 それにしても、ちょっと古いです。
とにかく、まちにある駅に発車メロディが流れているなら、子供たちにそれを調べさせると、まちへ誇りや愛着をもつことができると思いますよ。