「英語」が役に立たないと思う理由

今日は、昨日に続いて、Z世代が選ぶ!!「将来役に立たないと思う教科TOP10」アンケートで出された理由を取り上げます。 em-tr271.com/L90494/b581/124511
今日は、
9位 英語
です。
9位ですから、比較的、将来役に立つと思っていて、選ばなかった人が多いのだと思います。
ですが、それでも、「将来役に立たない」と思う人たちの考えを聞いてみるべきです。
ちなみに、英語は、2020年度から肝いりで小学校から導入されましたが、今回アンケートをとったZ世代は、小学校での英語は経験していません。
ですが、将来を見据えて、その声を聞いておきたいのです。
「外国行く気がしない。必要最低限でいいと思う。文法なんて習わなくても伝わる」 「学校で習う英語は単語とかやからそんな役立たなさそうw」 「外国人と話さないと思う」 「外国の人が日本に来ても日本語喋ってくれる」 「翻訳機能あるし大丈夫くないですか?」 「学校で習う英語は実際に使われているのとは少し違うし、スマホがあれば解決する!」 「英語以外にも韓国語、中国語等を学ぶ人がいる」
私が思うに、これらの意見は、少し「甘い見通し」じゃないかと思います。
「外国人と話さないと思う」 「外国の人が日本に来ても日本語喋ってくれる」 「英語以外にも韓国語、中国語等を学ぶ人がいる」
韓国語や中国語を学んでいる人は、仕事で来日する韓国の人、中国の人の多くが英語も使っていることを頭に入れておいた方がよいです。 この2カ国以外の国から来た外国人も、母国語に加えて英語を共通語として使っていることを、もっと認識してほしいです。
また、「外国の人が日本に来ても日本語喋ってくれる」「外国人と話さないと思う」というのは、現在の「ラッキーな」状況です。 今後、仕事やプライベートの場面を含めて、外国の人と英語で話す機会は増えていくばかりです。
「翻訳機能あるし大丈夫くないですか?」 「スマホがあれば解決する!」
というのは、確かにそういう場面もあると思います。 しかし、微妙な言い回しを翻訳しきれるわけではないのです。
そもそも、拙い英語力でも、機械を使わないでタイムラグなくコミュニケーションすることの方が、より相手を知ったり、考えを伝えたりできるものです。 だいたい、仕事において、そんな翻訳機械を使っている余裕はないと思いますよ。
英語を使う場面、いや、英語を使わざるを得ない場面が、加速度的にどんどん増えていく。 きっとそうなっていきます。