「黄金の三日間」を言い換える

学校は春休みに入り、先生たちも、新年度に向けての準備に勤しんでいると思います。
そんな中、私の主催するNPOでは、そんな新年度に向けての準備に役立ついくつかの講座を設定しています。
そんな講座の中で、まず、一番最初に行うのが、
「黄金の三日間」
の講座なのです。
「黄金の三日間」とは、一般には耳慣れない教育用語だと思います。 それもそのはず、この用語は、現場の教師である向山洋一氏が考案した「比喩」を使った用語なのです。
ここで、その「比喩」を考えてみます。
「黄金の三日間」の「黄金」という用語は、「大切な」とか「価値のある」といった意味なのです。
すると、
「大切な三日間」 「価値のある三日間」
ということなのですが、いったい「何にとって」大切なのか、価値があるのでしょうか。
それは、
「学級づくり」
もっと詳しく言うと、
「学級の仕組みづくり」
にとって最適なのです。
まとめてみます。 「黄金の三日間」とは、
「学級の仕組みづくりに最適な三日間」
と言い換えることができるのです。 これなら、「黄金」?、それってどういうことかなんて疑問に思うことはないです。
でも、この言い方だとインパクトはないですね。 やはり、「黄金の三日間」の方が、先生たちの心を揺さぶります。