教師の所信表明その2 後半

今日は、東日本大震災の年に担任した6年生に向けての所信表明を記した学級通信の文の後半です。
2 わかる・できる学校  学校というところは、もちろん、勉強するところです。  勉強するということは、わからないことがわかるようになったり、できないことができるようになったりすることです。これは、楽しい、おもしろい。  渡辺先生が勉強を一生懸命教えてあげる。だから、みんなも努力してたくさんのことを身につけてほしいな。
3 友達がいる学校  たくさんの人が、もっと仲良くなりたい、たくさんの仲のよい友達がいるようになりたいと言っていました。  そうですね。友達がたくさんいて、仲のよい学校がいいね。  そのために、中休みにみんなで遊んだり、楽しい集会をやったり、いろいろなことで友達がたくさんできるようにやっていきますね。
4 人のためになる学校  実は、これまでのクラスでは、この三つが楽しい学校でした。  しかし、今年は大きな地震があった年です。  もうひとつ、どうしても付け加えなくちゃいけないと思っています。  それは、「人のためになる学校」です。地震で困っている人のために、自分ができることをやろうという人がたくさんいます。みんなも、節電したり、募金したりいろいろやってきたでしょう。  加えて、4月4日に学校のために準備をしたり、今日もみんなのためにものを運んだりしてくれた。とっても気持ちがよいことでした。  ぜひ、この「人のためになる学校」も大切にしてほしいと思っています。
 楽しい学校に、みんなでしていこう。力を合わせてがんばっていこう。  そう訴えると、私を見る子ども達の視線に力が入ったのがわかりました。
 以上をまとめます。  楽しい学校とは 1 安心できる学校 2 わかる・できる学校 3 友達のいる学校 4 人のためになる学校