JR東日本が示した「カスタマーハラスメントに該当する行為」

昨日、JR東日本が発表した「カスタマーハラスメント」への対処方針を取り上げました。 em-tr271.com/L90494/b581/124891
ここでは、カスタマーハラスメントに該当する行為として、次のようなことをあげています。
【該当する行為】 以下の記載は例示でありこれらに限られるものではありません。
・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)や威圧的な言動 ・継続的な言動、執拗な言動 ・土下座の要求 ・拘束的な行動(不退去、居座り、監禁) ・差別的な言動、性的な言動 ・当社グループで働く社員個人への攻撃や要求 ・当社グループで働く社員の個人情報等のSNS/インターネット等への投稿(写真、音声、映像の公開) ・合理又は過剰なサービスの提供の要求 ・正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求
こうやって見てみると、理不尽な保護者による行為に通ずるものがあると思います。
例えば、 ・正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求 だと、 子供が学校に持参したモノが紛失したり破損した場合に「弁償」を要求したり、「代替え品」を要求したりすることです。
例えば、 ・合理又は過剰なサービスの提供の要求 だと、 自分の子供への接し方の指示(例えば、授業で必ず一番先に指名すること、ゆっくり食べさせたいので給食時間を30分とってほしい等)、特定の担任の指定、6年間特定の子と同じクラスにすることといったものです。
もちろん、 ・土下座の要求 も、あります。
こういった「事例」を検証して、このような行為に対しては、JR東日本が示したように、 「カスタマーハラスメントが行われた場合には、お客さまへの対応をいたしません。」 といったことを、学校は明確に言ってほしいです。
理不尽な保護者から攻撃されるばかりでは、誰だって心身ともにまいってしまいます。