子供に一筆箋を渡す秀逸な仕組み

先日一筆箋を渡して子供を褒め、それとともに保護者にも子供を褒めたことを伝えるという仕組みを紹介しました。
この仕組み、実を言うと、「どれだけ続けられるか」「どれだけ偏りなく渡せるか」が考えどころなのです。

教育トークライン2020年12月号に、紫前明子氏が通知表の所見に関連して、一筆箋について書いています。

その記事の趣旨は、具体的でその子にしか当てはまらない所見を書くために、日々渡している一筆箋を所見と連動させるとよいというものです。

それでも、一筆箋を続けられなければ、お話になりません。
そのために、紫前氏は朝の会において、「一筆箋コーナー」を作ったのです。
毎朝必ず誰かの名前呼ばれて褒められて一筆箋をもらえる、そんな仕組みです。
子供達は、次は誰か、今度は自分かと楽しみにしていて、紫前氏は「このプレッシャーがあるから毎日書き続けられる」と言っています。

では、どれだけ偏りなく渡せるかという課題に、紫前氏はどう工夫をこらしていたのでしょうか。
それは、こんな仕組みです。… 続きを読む

一筆箋は「冷蔵庫に貼っておいて」

先日、コーチングのセッションをやった先生から一筆箋について、「なるほど!」と思った手だてを教えてもらいました。
広めてよいと、その先生に了承を得ていますので、メルマガに書いていきます。

一筆箋とは、小さな便箋ですね。
大きさはちょうどスマホぐらいで、一言ちょっとしたメッセージを書いて知り合いに渡したり、プレゼントの品物に一言添えたりする、そんな使い方をします。 一筆で、ちょっとの手間で書ける手紙(便箋)です。

その一筆箋を使って、クラスの中でその子のやった、良かったこと・がんばったことを保護者に伝えるのです。
それはちょっとしたことで構いません。
「隣の子が困って泣いていたのを、やさしく慰めていました。」
「今日の掃除の雑巾がけで、汗をかいて一生懸命拭いていました。」
といった日常のことでよいのです。… 続きを読む

テスト直しの時、赤鉛筆以外の筆記用具を机の中にしまわせる

昨日に引き続き、テスト直しについてです。
テスト直しの時に使わせてはいけないものがあります。
それは、消しゴムと鉛筆です。

これは、わかりますよね。
子供が消しゴムで間違った答えを消して、正しい答えに直して家にテストを持ち帰ったら、「なんで、これバツになってるの?あってるじゃない。」と保護者に誤解されてしまいます。 そうならないために、消しゴムと鉛筆は使わずに、間違い直しは赤鉛筆でやらせます。

とはいえ、 普段の授業中からの癖で、ついつい子供達は筆箱(ペンケース)から消しゴムを取り出して、テストの間違ったところをゴシゴシと消します。 そんな時、「ちょっと待ったー」と声をかけても、後の祭りです。

ですから、テスト直しのルール(テスト直しは赤鉛筆で行う)が定着するまで、赤鉛筆を取り出した後、筆箱は机の中にしまわせるのがよいです。… 続きを読む