ADHDの人の行動傾向の例

2020/09/19

発達障害の子に対応するとき、その子達がどのように行動するのか、事前に症例や行動傾向を知っておくべきです。
それは、そんな症例や行動傾向を知っておくことで、こちらの指導に対して意にそぐわない行動をしたからといって、落胆したり、怒りを覚えたり、失望したりすることが減るからです。

ADHD の子は、注意欠陥・多動性障害です。
その注意欠陥の行動傾向のわかりやすい例を、「脳を鍛えるには運動しかない」という本に見つけました。
私はすとんと落ちました。

「一般に注意不足とは、重要でない刺激への関心を抑制できないこきだと考えてよい。言い換えれば、注意を払うべきでないものに、どうしても注意を向けてしまうのだ。」

授業中、注意を向けるべきは、もちろん先生の言葉であり黒板に書かれたものです。しかし、それが重要だとわかっていても、 つい黒板の横に刺さった画鋲が光ってる事に気を取られてしまうのです。… 続きを読む

「ものを大切にするより、最新の装備」も大切

先日のオンラインレクチャー「自動車の安全装置」へのアンケート回答にこのようなものがありました。

・普段、教育の世界の知識にしか目を通さないのですが、このようなレクチャーを受け、知見が広がりました。ありがとうございました。 ・教育にとどまらず、広くテーマを提案してくださった渡辺先生に感謝します。
・今、毎日のように車に頼る生活なので、今日のはるさんのお話に身の引き締まる思いがいたしました。安全装置の進化は本当にありがたいです。うまく取り入れて、自分と周りの人を守りたいと思いました。

もちろん教育のテーマで、セミナーやレクチャーを開催した時も手応えがあると嬉しいですが、教育以外のテーマでもこのような回答をいただくと嬉しいです。

このレクチャー開催において、私のそもそもの動機は2年前の神奈川県茅ヶ崎市の交通事故へのいたたまれなさです。

それは、90歳の女性が運転する車が横断歩道で6人をはね、そのうち57歳の女性が死亡するという痛ましい事故です。
その時乗っていたのは、25年前に生産された日産・プリメーラだったのです。
25年も前に購入したであろうプリメーラを、このおばあさんはとても大切にしていました。
しかし、そんなことをしないで、安全装備のある最新式の車に買い換えていれば、事故は起こりませんでした。… 続きを読む

ITを使う、ITに頼る

先週、私の知り合いの自動車ディーラーである、はるさんに「自動車の安全装置」についてレクチャーしていただきました。

レクチャー後、参加した方がたからアンケートを回答してもらいました。
その回答の中に、このような文が書かれていました。

「5年前、ペーパードライバーを卒業、車に乗り始めたはいいが、心のどこかで「安全装備に頼ったら運転が上手くならないんじゃないか?」って本気で信じていました。」

この文を読んで、「あーっ、わかるわかる」と思いました。
ただし、私が「わかるわかる」と同感したのは、運転技術はなく、カーナビについてです。

カーナビに頼っていると、地理感覚や方向感覚が廃れて、「地図が読めない男」?になってしまうと思っていました。
これまでのロードマップを見ながらのドライブのイメージが残っていたのです。

ところが今では、少し遠くに行くときは、もうカーナビに頼っています。
それは、運転の最中に、どの道を行く、どこで曲がるという情報に気を取られず、運転そのもの集中できるからです。余分な情報がなければ、運転が楽です。 … 続きを読む