クールダウンの場所を約束しておく

私は、クラスの子が
・怒りを沸騰させたとき
・不安で仕方がなく泣いてしまったとき
・活動がどうしてもできないとき(固まる)・・・
「クールダウン」をしばらくさせています。 そのまま、活動させてもうまくいかないからです。

さて、
「クールダウン」とは、心療の言葉ではなく、運動トレーニングの言葉です。
クールダウンを一言で簡単に説明するなら、激しい運動によって戦闘モードになった体を通常モードに徐々に戻して行くための作業と言えます。
ウォームアップの場合は体を少しずつ温め、心拍数を少しずつ上げて動きを増やして行くわけですが、クールダウンの場合は逆に火照った体を少しずつ冷やし、心拍数を下げて動きを減らして行くことになります。… 続きを読む

先生ほうき 先生ちりとり

私のクラスでは、教師用のほうきとちりとりを、黒板の横にセットしてあります。
子どもたちは、このほうきとちりとりを「先生ほうき」「先生ちりとり」と呼んで、自分たちが掃除の際に使うほうきやちりとりとは、別のものとして扱っています。先生専用のものなので、「触ってはいけない」と勝手に決めていたのです。

ともあれ、これを使って、ちょっとしたすき間時間に、掃除がいきとどかなかった部分を掃くわけです。
子どもがロッカーに、本を取りにいった時に、ちょこまか、ちょこまか。
休み時間が終わった後、まだ全員がそろっていない時に、さっさか、さっさか。
もし、ほうきがそこになかったら、掃除はやりません。
道具があればやる。道具がなければやらないのです。
「先生ほうき」と「先生ちりとり」は、私の「こざっぱり」必須アイテムです。… 続きを読む

青春ぽくて、かっこいい

土曜日に、横浜で講座をしていただいた石坂 陽先生が、講座の中で、子ども達と毎日遊んでいるとおっしゃていました。
こんな発信もあったのです。紹介します。

「毎日、午後からぐったり疲れる。家に帰り、夕食後に眠気が襲ってくる。原因ははっきりしている。
『昼休みに、子どもたち(クラス問わず)と鬼ごっこをしていること』である。
毎日、運動場で子どもたちとケイドロをしている。基本的に私は鬼になる。私の学級の子どもたちだけでなく、他クラスの子どもたちも入ってくる。5年生なので、なかなか速い子もいる。
一方、私は走力は衰えるばかり。(中略)なので、隙をついて捕まえることになる。
昼休み後。汗だくになる。息切れも激しい。(いい運動だ。)」

青春ぽくて、かっこいいじゃないですか。… 続きを読む