それ、当たり前? 2

私の住む横浜市では、中学校の学校給食がありません。これには、他県から引っ越してきた方は、びっくりするようです。
私たちにとっては、ないのが当たり前なのですが、あるのが当たり前の他県から来た方は、毎日、お弁当を作ることに不満があるかもしれません。

さて、
意外とローカルなのが、掃除の際の服装かもしれません。
特に着替えないという学校、エプロンを着ける学校、そして、三角巾を着ける学校もありました。

私の初任校では、掃除の際、体操着に着替えていました。もう、びっくりでした。加えて、赤白帽子もかぶっていたので、びっくりびっくりでした。
その学校では、それが「当たり前」だったのです。が、ものすごく違和感がありました。いわゆる、世間と異なる「学校ルール」を痛感した次第です。
だって、普段家で掃除をする時、着替えたり、帽子をかぶったりしないですから。… 続きを読む

それ、当たり前? 1

私は、横浜市在住で横浜市立学校に勤務していましたので、普段見ている光景が「当たり前」だと思っています。
しかし、全国で見れば「いろいろ」なことがあるのです。

私などは、けっこうWEBで全国の小学校の様子を検索するのですが、その時、違和感を感じるのが「制服(標準服)」です。
横浜市の小学校は、基本的に「私服」なので、同じ服にびっくりするのです。
今、webで調べてみると、制服メーカーのKANKOの調査では、平成13年のデータで

http://kanko-gakuseifuku.co.jp/hr/?p=1274

横浜のある関東地方では、11.7パーセントの小学校が制服で通学しているとのことです。
少ないのが、北海道、東北、関東です。
逆に、多いのが、四国、中国、近畿です。四国地方は70.0パーセントの小学校が制服で通学しているのです。
ですから、もしかしたら、四国の方が横浜の小学生を見ると、色々な服にびっくりするのかもしれません。… 続きを読む

ついでに 2

(ついでに1 の続き)
向山洋一氏は、理科授業の「ついでに」についても語っています。
それは、理科室で理科の授業をやっている合間を使って、次の理科授業の下準備を済ませてしまうというのです。
理科の授業では、たくさんの準備物が必要ですので、事前の準備が大変です。だいたい何がどこにあるのかを知ることから始めなければなりません。時間がかかるのです。
ですが、
例えば、子どもに考えをノートに書かせているわずかな時間で、次の時間に使う200mlビーカーの置き場所を見つけ、その数を把握しておくのです。
例えば、磁石のしまってある引き出しを見つけ、そして、棒磁石・U字磁石・円形磁石などの種類とそれぞれの数を把握しておくのです。
もし、
このときに、数がなければ、すぐ発注しなくてはなりません。もし、リトマス紙がなかったら、理科の授業になりませんものね。… 続きを読む