減らすことが可能な教師の業務の分類

年末の12月26日、文部科学省から「緊急対策」が出されました。
「学校における働き方改革に関する緊急対策」です。

「仕事が忙しい、忙しい」と言っている先生のあなた、必見の記事です。
http://bit.ly/2Cilq49

とはいえ、役所の文章はわかりにくいので、解説していきます。

まず、「減らすことが可能な教師の業務の分類」です。

この「緊急対策」には別紙として、「中間まとめ」の抄(抜き書き)があり、そこで、減らすことが可能な教師の業務が分類されています。

<基本的には学校以外(地方公共団体,教育委員会,保護者,地域ボランティア等)が担う
べき業務>
<学校の業務だが,必ずしも教師が担う必要のない業務>… 続きを読む

石橋を叩けば渡れない

かつて、日本国中を興奮させ、日本人である誇りをもたせてくれた昭和の一大プロジェクトに「南極観測」があります。
その「南極観測」から、私のような昭和「三丁目の夕日」世代はみんな知っているエピソードを紹介します。

第1次南極越冬隊は、1956年、昭和31年に始まりました。その初代越冬隊長は西堀栄三郎でした。

南極という想像を絶する気象条件の中、機材・食料が不足し、不測の事態が次々と起こります。
そのピンチに西堀隊長は、剛胆かつ冷静に立ち向かっていきます。

西堀隊長も同行した探検チームが、初めて昭和基地から南極大陸本体に向けて観測に出かけたときのことです。

雪上車が突然止まったのです。
雪上車は、戦車やブルドーザーのようにキャタピラーを動かして移動します。
キャタピラーとは、車輪に帯状につなげて取りつけられている鋼鉄の板のことです。

調べてみると、そのキャタピラーがはずれかかっていたのです。ナットが一つどこかで抜け落ちて、キャタピラーがはずれかかっていました。… 続きを読む

英語を学び直すのなら、一番やさしいところから

大学時代に、申し訳程度に英語を勉強して以来、教師として、仕事を行う上で、英語を使う事はまったくありませんでした。
30年後、あたしの英語力はさびついていました。
趣味にしても、映画にしても、英語など全く使うことはない人生でした。
もともとレベルが低い上に、全く使っていないのですから、私の英語力は、サビにさびています。
ところが、私にとっては、降ってわいたような英語の必修・教科化です。
今、学校教育から離れたとは言え、このまま英語をサビつかせたままでは、現職の先生方と話が通じなくなる可能性があります。
少しは英語を勉強しなくちゃ、いや勉強などと大それたことでなく、英語に触れていなくちゃと、考えました。
英語を「0」にしてはいけないと思ったのです。
しかし、どうも、英会話を学ぶのは、気持ちが盛り上がらないのです。
小学校段階での英語は「英語でのやりとり」だとはわかっているのですが、気持ちが盛り上がりません。
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