先日の若い先生向けの国語教え方セミナーでの「音読講座」が終わった後、一人の参加者が質問をしにやってきました。
「渡辺先生、ありがとうございました。これから、音読を大切にして、授業をやっていきます。ところで、『対決読み』って資料にありますが、どんな読み方なんですか?」
そうでした。講座では、基本中の基本の音読のみ提示して、バリエーションは時間の関係で、紹介しておりませんでした。
私の紹介した基本の音読は、以下の通りです。
1 教師の一文読みに続けて、同じ文を一文ずつ読ませる。(追い読み)
読めない漢字など、ここですばやく書かせる。 簡単な意味も、ここで説明してしまう。
2 教師の一文読みに続けて、一文ずつ読ませる。(教師との交代読み)… 続きを読む