私を おばあちゃんと 呼ばないで

私が理事長をしている「NPO法人 教師と子どもの未来・横浜」の活動の一つとして、認知症予防脳トレを行っています。
その脳トレ講座では、参加してくださった高齢の方を「おじいさん」「おばあさん」と呼ばないのがルールとなっています。
https://www.miraiyokohama.net/blank-8

脳トレ講座スタッフは、受付で参加者にお名前をお聞きし、用意したシールに書きます。
そして、その名前シールを胸に貼ってもらっているのです。

私たちは、その名前シールを見て、「○○さん、よくご存じですねえ」などとお名前を呼ぶのです。

高齢の方々を、幼い子どもを扱うようにしてはいけません。
人生の先輩として、そして、知的な存在として接していくことが、とても大切だと思います。

そのことを、私は昨日紹介した百歳の詩人、柴田トヨさんからも学びました。… 続きを読む

やさしさを貰ったら 心に貯金をしておくの

「ありがとう」の感謝の言葉を言うといいことが起こる、と聞いたことがあると思います。
本当でしょうか。
実は、このことを実験で確かめた人たちがいるのです。

「ハーバードの人生を変える授業」(タル・ベン・シャハー著)において、紹介されている実験です。

「心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッケンローは、一連の研究の中で、被験者を2つのグループに分けました。
そして、1つのグループには「ちょっとしたことでもいいので、毎日感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしたのです。 もう一つのグループには何もしませんでした。

被験者は、感謝の対象として、両親やローリング・ストーンズ、朝の目覚めから神様まで、ありとあらゆることを書き込んでいきました。

毎日1〜2分、感謝する時間をとったことは、思いがけない効果をもたらしました。
感謝できることを考えたグループは、何もしなかったグループに比べて、人生をもっと肯定的に評価できるようになりました。… 続きを読む

きれいにしたところは汚せない

12月に入り、近所のゴミ収集の場所が乱れていたことがありました。

プラスチックゴミの収集の日なのに、一般ゴミを置いていった住人がいて、それが収集されずに残っていました。
横浜市はそのようなゴミは収集しません。
「分別されていません」という警告ステッカーとともにその場に置いていきます。

その収集されなかって一般ゴミを、カラスがついばんだのです。
道路一面にゴミが散乱していました。

私は、たまたまその場所を通りかかったので、このままではいけないとホウキとチリトリを持ってきました。
そして、散乱したゴミをきれいに片付けました。
全く近所迷惑だ、とんでもないやつだと思いました。

このようなことが2回ほど続きました。… 続きを読む