仕事でミスをしたり、保護者とトラブったり、同僚とうまく意思疎通できなかったり、思うような職種につけなかったり、大きな損をしたりして、ずっとそのことに心がとらわれることがあります。 忘れたい、でも、忘れようと思えば思うほどとらわれてしまいます。
そんな時、どんなふうにすればよいのでしょう。
忘れたいと思っているいやな過去は、もう変えられないとのです。
過去は変えられないのですから、それについての感情も同様に変えられないのです。
ですから、気にするなと言ってもあまり意味がないのです。
逆に気にするなと言われるほど、気にしてしまうのがオチじゃないでしょうか。
いやな過去に対して、気にしないと考えることで、あのいやな感情を想起させてしまうのです。
そうではなくて、「今、ここ、自分」に集中するのです。
今やるべきことをやろうと考えることが、一番心を盛り上げてくれます。
今目の前にあることに集中することで、心を切り替えることができるのです。
仕事も、生活も、人生も動いていきます。
心をとらわれている過去はもう、廃棄すべき「ゴミ」なのです。
一般ゴミの収集が、月曜日と金曜日だったら、そのときに捨てるのです。
もう、不要なものなんですから、わざわざ拾い直すことはありません。
今、目の前にあることが全力を注ぐことが、心落ち着かせ、自分の本来の力を発揮することにつながります。
「今、ここ、自分」
覚えておいてほしいキーワードです。