音声は英語・日本語どっち、字幕は英語・日本語どっち

「オデッセイ」のようなアメリカの映画会社制作の映画を映画館で観るときは、音声は英語、字幕は日本語ですね。
では、自宅でレンタルDVD等を観るとき、音声は英語・日本語どちらですか。字幕は英語・日本語どちらですか。

私は、これまで、音声は日本語、字幕はOFFでした。
しかし、この頃は、音声は日本語、字幕は英語にしています。
理由は、「英語では何て表現しているのだろう」と思うからです。

さて、「オデッセイ」のエピローグ、火星から地球に帰還したマーチンが訓練生に向けて言った言葉を、昨日紹介しました。
英語(原語)では、このようになっています。

You just begin. You do the math. You solve one problem then you solve the next one. And then next. And if you solve enough problems, you get to come home.

これは、こう訳せます。

「まず始めるんだ(問題に取り組むんだ)。計算をしよう。問題を1つ解決したら次の問題に取り組む。そうして解決していけば(地球に)帰れる。」

しかし、字幕を日本語にして、映画館と同じ状態にすると、少しばかり違って訳されているのです。

「とにかく考える。問題を1つつぶす。そして次をつぶす。そうすれば帰れる。」

短くなってます。
マットデイモンが言うセリフのタイミングなのかもしれません。
でも、問題を一つずつ「つぶす」の「つぶす」という言い方が肉体的で、心にストンと入ってきます。

皆さんは、レンタルDVDをどのように観ているのでしょうか。
そのうち、学校での英語学習にも活用されてくると思います。
アニメなんかがねらいどころです。