成年年齢に関係する民法改正の趣旨

民法が改正され、明治時代以来続いていた成年年齢が20歳から18歳に変更されました。
すぐに、テレビにおいて、成人式が18歳になったら大学受験と重なるから困るとか、成人式が変更になると晴れ着業者はどうするんだなどという話題が、ワイドショーで流れていました。

もちろん、そのような問題も解決していくことだと思いますが、それよりも今回の成年年齢に関係する民法改正の趣旨をきちんと了解し、子供たちに教える方が大切だと考えました。

では、法務省のホームページを見てみます。
そこには、今回の成年年齢に関係する民法改正の趣旨をこのように説明しています。

法務省 民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00218.html

平成30年6月13日,民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする民法の一部を改正する法律が成立しました。
民法の定める成年年齢は,単独で契約を締結することができる年齢という意味と,親権に服することがなくなる年齢という意味を持つものですが,この年齢は,明治29年(1896年)に民法が制定されて以来,20歳と定められてきました。これは,明治9年の太政官布告を引き継いだものといわれています。… 続きを読む

17×16のインド式計算方法

私は、スマートフォンに脳トレのアプリを入れて、思いついた時に、その脳トレを一通りやっています。
その脳トレの計測項目の中には計算力という項目があり、四則計算の暗算の速さと正確性が求められます。
実は、先日、この計算力の項目にチャレンジした時、13×17の計算がなかなかできず、とりあえずでたらめな答えを入力して次の問題に移ったことがありました。 とてもくやしかったので、「インド式」九九という計算方法を調べて、勉強してみました。ただし、この計算方法は、11×11から19×19に当てはまる方法です。

先に私がつまずいた13×17は、こう計算します。

13×17=(13+7)×10+3×7=221

どう計算したのか、言葉にしてやり方を説明してもわかりにくいのですが、とにかくやってみます。

まず、
かけられる数の「13」とかける数の1の位の数「7」を足し、「10」をかけます。

次に、… 続きを読む

「ラストスパート」よりも「スタートダッシュ」

まだ少しばかり早いのですが、私は夏休みに入ってすぐ、学校で開催している水泳教室などでクラスの子供たちに会ったときに、「もう夏休みのドリルは、終わったかな?」と聞いていました。 私自身は、夏休みの終わりに、あわてて宿題をやっていたタイプの人間でしたが、子供たちにはそうなってほしくないので、そんな声かけをしていたのです。

あなたは、「ラストスパート」思考タイプ、「スタートダッシュ」思考タイプのどちらですか。

仕事への取り組み方は人それぞれだと思います。
しかし、締め切りや期限を守れない人には、私も含めて、ある傾向があります。

それは、
「最後にラストスパートをかければなんとかなるだろう」
という考え方をもっていることです。

そして、締め切り間際になってはじめて、本格的に動き始めるのです。

この考え方がまずいのは、締め切り間際になるまで、その仕事の本当の難易度が分からないことです。… 続きを読む