先週、夜間に読書感想文指導に関するミニ講座を開催しました。
読書感想文というと、ありがちなのはずらずらとあらすじだけを書いたものです。これは、読書感想文とはどのようなものか教えないで、ただ「読書感想文を書いてきなさい」と放置した結果だと思います。
私は、読書感想文を「読書を通した意見文」と定義しました。
読書した作品の紹介だけだから、あらすじだけになるのです。そこには意見・感想がありません。
そうではなくて、
・読んだ作品の紹介や批評
・自分自身の体験と結びつけた感想(意見)
この2つが読書感想文には必要なのです。
この読書感想文指導の特殊性にふれ、向山洋一氏は、
「読書と体験の往復運動」… 続きを読む