時間外勤務の上限を「1日2時間」とする指針案

12/6、文部科学省は、時間外勤務(残業)の上限を原則「月45時間、年360時間」とする指針案を公表しました。

こういうのは、原典を当たった方がよいです。
【案】 公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン
http://supervisor-ex.com/L90494/b300/13411

そのガイドラインの「趣旨」の冒頭は以下の通りです。

「社会の変化に伴い学校が抱える課題が複雑化・多様化する中、教師の長時間勤務の看過できない実態が明らかになっている。
特に所定の勤務時間外においては、いわゆる「超勤4項目」以外の業務について、教師が対応している時間が長時間化している実態が生じている。」

ここで、注目されるのは、もちろん「超勤4項目」以外の長時間労働に触れたことです。

「超勤4項目」は、「生徒の実習関連業務・学校行事関連業務・職員会議・災害等での緊急措置など」です。
これまで、「超勤4項目」以外の教員の時間外労働は、「自発的行為」として扱われてきました。

今回、この部分も長時間の「労働時間」として認められるようになってきたのは、望ましいことだと思います。

それでは、ガイドラインでは、勤務時間の上限の目安時間をどのように示しているのでしょうか。
以下のようです。

(2)上限の目安時間
・ 勤務を要する日の在校等時間について、条例等で定められた1日の勤務時間を超えた時間の1か月の合計が、45時間を超えないようにすること。
・ 勤務を要する日の在校等時間について、条例等で定められた1日の勤務時間を超えた時間の1年間の合計が、360時間を超えないようにすること。

とすると、1か月の合計が45時間を超えないので、週に10時間となり、

「1日2時間を超えない」

ということになります。

おいおい、1日2時間なんて、朝練やってたり、放課後の会議後に打ち合わせを少しやったら、あっという間です。

それでも、このような指針があることで、学校や研究会でやれることをやり、教育委員会にやれることを要求できると考えるのです。

2 thoughts to “時間外勤務の上限を「1日2時間」とする指針案”

  1. 仕事が多いのは確かです。そして、本務ではないことまで、たくさん引き受ける体質があることが、仕事を増やしてきた原因だと思います。

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