笑いがあるクラスの方が、緊張してガチガチのクラスよりも、時にリラックスして、学習の習得の効率がよいということを、昨日話しました。 それに加えて、笑いには「幸せを伝染させる」という「笑いの効用」があるのです。
このメルマガで、「ミラーニューロン」のことを話題にしました。
その時は、「涙は伝染する」という話題でした。
ミラーニューロン=共感細胞は、自分とは別なものの行動を観察しているだけで、 自分もその行動を鏡のように追体験しようとします。ミラー(鏡)ニューロンです。
そのミラーニューロンの働きによって、誰か1人涙を流すと、その涙を流す姿を見て共感し、他の人も次々と涙を流します。
涙の転校、涙の卒業式のトリガーは、一人の涙なんです。
そして、涙だけでなく、1人の笑いも伝染するのです。
一人がおかしてく笑うと、その笑う姿を見て共感し、他の人も笑っていきます。
1人の幸せな笑いが、クラス全体に広まっていきます。
幸せの感情に包まれたクラスは、きっとやさしいクラスになります。
これも、「笑いの効用」です。
笑いには「学習の効率化」と「幸せの感情の伝搬」の二つの効用があるのです。
ぜひ、笑いが起こるクラスを目指してほしいです。