楽しい「吹き球ストロー」

息を吹くと、ストローの先っぽで発泡スチロール球が宙に浮きます。
作り方も簡単です。発泡スチロール球さえ手に入れれば、小さな子でも簡単に作れます。

空気には、流れがあります。そして、力もあります。
吹き玉は、その目に見えない空気の流れや力を、見えるようにしてくれます。

(材料・用意するもの・準備)
・曲がるストロー(線が4本入った模様がついていると、線に沿って切ることができて便利です。)
・発泡スチロール球(直径25ミリ)
私は大型手芸店で手に入れました。アマゾンなどのウェブ通販でも売っています。

(作り方)
1  曲がるストローの短いほうの先に、 2センチ程度はさみで切り込みを4つ入れます。
線が4本入った模様がついてるストローだったら、その線に沿って切り込みを入れます。

2 ストローを少し伸ばして曲げます。カタカナの「レ」の字の形にします。

3 発泡スチロール球が乗るように、切り込みをラッパのように広げます。
小森栄治氏は、「バナナの皮を向くように広げます」と言っています。

(遊び方)
1 息を吹いて、発泡スチロール球を浮き上がらせます。

息を調整すると、球は高く上がったり、低くなったり、同じ場所で止まったりします。

クレヨンで発泡スチロール球に模様を描いたり、色を塗ったりします。
地球にしたり、スイカにしたり、いろいろ工夫できます。模様にすると、くるくる回る様子が分かりやすくなります。

なお、
小森氏が紹介している「ドライヤーでの吹き玉デモンストレーション」に子供たちはびっくりします。
ドライヤーの場合は大きな発泡スチロール球でやります。本には、直径35ミリと書かれていましたが、私は40ミリでやりました。

ペットボトルの飲み口の方をカッターで切り取り、ドライヤーの送風口にガムテープでとめます。
発泡スチロール球をペットボトルの飲み口の乗せて、ドライヤーのスイッチを入れると球はあっという間に浮き上がります。
パワーがあるので、ドライヤーを真上だけでなく、斜めにしてもずっと球は浮いています。

他にもたくさんのネタがあるので、ぜひ「10歳までのかかくあそび」(学芸みらい社)を手に入れることを勧めます。