滑舌を良くする 北原白秋「五十音」

私が開催するオンラインセミナーでは、セミナー後、セミナービデオを配信しています。復習に役立ててもらうためです。
その「学力の経済学を学ぼう」オンラインセミナーのビデオで自分を見てみると、ガックリ。非常に滑舌が悪くなっていることに気づきました。

滑舌が悪くなった原因は、教室ではなく、家の中で作業をすることがほとんどになってしまったからです。
張った声、大きな声を出すことは、ほとんどなくなリました。

これではいけないと、Web で発声のことを調べると、アナウンサーが北原白秋の「五十音」を音読しているというのが目に付きました。

おっ、これ知っています。
1年生を担任した時に暗唱させていたことを思い出しました。

こんな詩です。

あめんぼ 赤いな。ア、イ、ウ、エ、オ。
浮藻(うきも)に 小えびも およいでる。

柿の木、栗の木。カ、キ、ク、ケ、コ。
きつつき こつこつ、枯れけやき。

ささげに酢をかけ、サ、シ、ス、セ、ソ。
その魚 浅瀬で 刺しました。

この「さ行」までの「五十音」を、1年生の子たちが大きな声で、「滑舌よく」読んでいました。

これから、1年生のように、しばらく発声練習として、「あめんぼ 赤いな ア、イ、ウ、エ、オ」と家の中で練習したいと思います。

今度、オンラインで会ったら、少しは滑舌が良くなってると思ってください。