「怒りのスケール表」を身につける

先週、「アンガーマネジメント入門」というオンラインセミナーをやりました。12名の方に参加していただいて、とっても嬉しく、少しは役に立てたのかなと思っています。

このセミナーを告知するメールにも書いたのですが、 「一緒に学びましょう」の精神で、セミナーを行いました。
それは、私自身もアンガーマネジメントを活用する初心者であり、身につけている最中だからです。

例えば、セミナーで紹介した「怒りの短期対処法」として、「怒りのスケール表」というのがあります。

それは、怒りに点数をつけるのです。

0点 穏やかな状態
10点 人生で一番強い怒り

として、 怒り、イライラ、ムカッとしたことに点数をつけていくのです。
ちなみに、人生で一番強い怒りとは、殺意を抱くということです。

例えば、私の場合、送られてきたノートパソコンの PC が初期不良だったことに3点、ゴミ出しの日を間違えてゴミが出されていたことに2点です。

これを続けていくと、だんだん怒りの階段ができていきます。すると、怒りを客観化・相対化できるようになっていきます。
「あの時は4点だったから、その怒りはそれほどでもないな。2.3点かな。」というように、相対化されるのです。

また、この「怒りのスケール表」が習慣になると、怒りの場面において、対応が予想されるようになってきます。
「もし〜であったら、〜する」が少しずつ、安定してできていくのです。
心構えですね。
心構えができていれば、そんなに怒りは大きくなりません。

「一緒に学びましょう」の精神で、「怒りのスケール表」をこれからも身につけていこうと思います。