相手に理解してもらえる断り方

何か急に仕事を依頼されたり、頼まれたりすることがあります。
しかし、それが、自分にとってあまり乗り気でないことなら、思い切って断ってみましょう。

そこで、「しぶしぶ」「いやいやながら」引き受けてしまうと、自分が今取り組んでいる仕事に差し障りがでます。
また、無理して仕事をしたところで、あまりよい出来栄えでないものを提供してしまうかもしれません。

でも、やはり「断り方」があるのです。
相手にこちらの事情を理解してもらい、また仕事を依頼してもらえる「断り方」をしたいです。

神田昌典氏が、こんな断り方の様式を紹介していました。

・申し訳ございません。(謝罪)

・お声をかけてくださり、大変光栄なのですが(感謝)

・あいにく・・・のため(理由)

・今回は、お引き受けすることができません(通知)

・また・・の機会がありましたら、お声をかけていただければ幸いです(代案)

この様式に合わせて、断るとしたら、次のようになります。

申し訳ございません。
お声をかけていただき、大変光栄なのですが、あいにく新規に行うセミナーの立ち上げで忙殺されておりまして、・・様のご期待に添える自信がございません。 今は、非認知能力に関わる学び方の研究に没頭していますので、そちらの分野でご協力できる企画がありましたら、お声をかけていただければ幸いです。

この(謝罪)(感謝)(理由)(通知)(代案)の様式の「断り方」なら、こちらの事情を理解してもらい、また仕事を依頼してもらえると思います。

ぜひ、思い切って断ってみましょう。