オンラインレクチャー「叱られることが少なくなる子」の育て方 のご案内

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

いつもありがとうございます。

6月に、私の知人である北海道在住の青坂信司先生に「プログラミング教育を学ぼう」のレクチャーをしてもらいました。
おかげさまで、たくさんの方が申し込み、「プログラミング教育って何やるのかわかった」「私にもできた。おもしろい」等という感想をいただきました。

その際、そう言えば、青坂先生の仲間に水野正司先生がいて、水野先生は幼児教育を強力に進めている人だと思い浮かびました。
最近では、YOUTUBEにがんがん発信しています。
【win3子育て講座】紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=AJv3u-EyPgQ

そんな水野先生に、私が扱ったことのない(扱えない?)エリアのレクチャーをやってほしいと頼んだところ快諾してくれました。… 続きを読む

うんこのホテルにはプールがあるよ

私には、国語の「句読点」の授業の定番がありました。
そんな授業が、教育トークライン2020年7月号に掲載されていました。溝端久輝子氏の原稿です。
でも、この授業はあまり女性は先生はやりません。上品ではないからです。

句読点(丸、点)をどこに打つかによって、全く違う意味の文になることを教える授業です。
非常に盛り上がること間違いありません。

うんこのホテルにはプールがあるよ。

と黒板に書きます。
これを読ませると、もう、やんちゃ坊主の男の子は大はしゃぎです。

うんこのホテルには、プールがあるよ

もう大爆笑です。… 続きを読む

「心の理論」と「赤ずきん」

昨日、「心の理論」について話題にしました。
「心の理論」とは、「相手の表情や行動から、その心について推理する力」のことで、自閉症スペクトラム症の子は、この「心の理論」(心を推理する力)が弱いのです。

例えば、童話の「赤ずきん」。
赤ずきんは、おばあさんの家を訪ねますが、すでにおばあさんはオオカミに食べられています。オオカミは、おばあさんのふりをしてベッドに寝て、赤ずきんを待ち構えています。 赤ずきんはおばあさん(オオカミ)に近寄って話しかけます。
「まあ、おばあさん、とても耳が大きいわ。」

このシーンは、「赤ずきん」の中のシーンです。
どうして子供たちはこのシーンにドキドキしてしまうのか、と言うと、「まだ、赤ずきんは、寝ているのはおばあさんで、オオカミだなんて思ってもいない。」と考えるからです。 赤ずきんの心の状態を推理して、オオカミのことを知らないと考えるのです。

ところが、このシーンで、自閉症スペクトラム症の子は、赤ずきんは「そこにオオカミがいておばあさんのふりをしている」と考えてしまいがちなのです。… 続きを読む